📮KURUME LETTER
【連載】地域の食を支えるスーパーマーケット「スーパーモリナガ」とタッグ!学生が挑む実践的フィールドワーク
「キャリア・フィールドワーク」(担当:酒井佳世准教授)は、学生自らが企業や事業所を訪問し、現場が抱えるリアルな課題の解決策を検討・提案する実践型のキャリア教育科目です。
今年度は、1957年(昭和32年)の創業以来、地域密着で食生活や暮らしを支えてきたスーパーマーケット「スーパーモリナガ」と連携し、学生たちが、実際の店舗見学やデータ分析を通じた売場づくりと課題解決提案と実証実験に挑みます。
このプロジェクトの始まりから提案・店舗販売・成果発表まで全4回にわたって密着取材。プロジェクトの進化の軌跡をレポートしていきます!
【第1回レポート】フィールドワークで、現場を知る
10月1日、参加学生5名は「スーパーモリナガ吉野ヶ里店」を訪問し、第1回目のフィールドワークを行いました。
講師を務めてくださったのは、管理本部総務部人事課課長であり、中小企業診断士の資格もお持ちの坂井賢太さん。身近な存在であるスーパーマーケットの裏側や地域における役割について詳しくレクチャーしていただきました。
まずはスーパーマーケットの役割についてレクチャーを受けました。普段目にしている売り場だけでなく、発注や仕入れ、売り場管理、さらには出店・商品戦略まで多岐にわたる仕事があることを分かりやすく解説していただきました。ローカルスーパーならではの強みや地域社会とのつながり、スーパーモリナガのビジョンなど、初めて聞くリアルな舞台裏の話に学生たちは熱心にメモを取っていました。
続いて、今年4月にリニューアルしたばかりの店内を見学。商品の魅力を伝える陳列の工夫、自社開発商品や地元農家コーナーに加え、普段は入れない野菜の保管冷蔵庫や食肉加工場といったバックヤードも案内していただきました。効率的な加工による食品ロスの削減や消費者の購買心理など、一つの店舗が緻密な計算と想いによって成り立っていることを体感する機会となりました。
モリナガ様からの課題は「売り場一等地のプロデュース」
そして、坂井さんより今回のプロジェクト課題が提示されました。
【課題テーマ】
「スーパーモリナガにおける売上・利益増の検討 ~プライベートブランドの認知拡大と実践~」
具体的には、「野菜コーナーと水産コーナーの間にある店内一等地」を使い、1週間限定で学生たちのアイデアによる売り場を作り出すという非常に実践的な内容です。
小売店が独自に展開するプライベートブランド(PB)商品をどう魅力的に見せ、売上・利益アップにつなげるか――。
提示された課題に対し、学生たちからは「プライベートブランドの商品はどれを選んでも良いのでしょうか?」「売り場のPOPの色味など、売れるセオリーはありますか?」と次々に積極的な質問が飛んでいました。
マーケティングの基礎資料を手渡しながら、坂井さんは「基本の知識はあるけれど、今回は学生さんならではの自由な発想で、私たちが思いつかないようなアイデアを出してほしい」と学生たちを温かく勇気づけてくださいました。
次回予告・学生たちの挑戦は続きます
初回からスーパーマーケットの奥深さに触れ、大きな課題に身が引き締まる思いの学生たち。 次回11月5日(木)は、スーパーモリナガ様へ向けて「売り場展開とプロモーション策」を直接プレゼンテーションします。学生たちの自由でみずみずしいアイデアがどのような形になるのか、ぜひご注目ください。
(記事更新:2026年10月7日)