久留米大学 医学部
医学科

School of Medicine 生命と向き合う人間力を持った、
真の先端医療人

入学定員
115名
学生数
男486名/女253名 ※2023年5月1日現在

豊かな人間性、幅広い教養、高い倫理観を備え、地域の医療を牽引する全人的な医療技術を習得した医師を育成するために、6年間をとおして、教養と科学、基礎医学系科目、社会医学系・行動科学系科目、臨床医学系科目が有機的かつスムーズに学習できるようカリキュラムを組んでいます。

🧑🏻‍🎓このような方を伸ばす学科です👩‍🎓

  • 最先端の医療を深く学びたい。
  • 将来は信頼される医師になりたい。
  • 人体について知識を増やしたい。
  • 臨床のスキルを高めたい。
  • 国家試験の合格を目指したい。
  • 生命のさまざまな仕組みに興味がある。

FEATURES 医学科の特色

  • 1

    生命と向き合う人間力を持った、真の先端医療人を目指す。

  • 2

    豊かな人間性、幅広い教養、高い倫理観を備え、地域の医療を牽引する全人的な医療技術を修得した医師を育成する。

  • 3

    基礎医学・社会医学・臨床医学を有機的かつスムーズに学べるカリキュラム編成。

取得可能な資格

  • 医師国家試験受験資格

就職先

  • 久留米大学病院
  • 九州大学病院
  • 福岡大学病院
  • 聖マリア病院
  • 九州医療センター
  • 福岡徳洲会病院
  • 福岡記念病院
  • 済生会福岡総合病院
  • 産業医科大学病院
  • 北九州市立八幡病院
  • 小倉記念病院
  • 北九州総合病院
  • 長崎大学病院
  • 佐世保市総合医療センター
  • 熊本医療センター
  • 熊本市民病院
  • 熊本赤十字病院
  • 沖縄県立中部病院
  • 山口大学医学部附属病院
  • 松江市立病院
  • 近畿大学病院
  • 東京大学医学部附属病院
  • 東京慈恵会医科大学附属病院
  • 東京女子医科大学病院
  • 横浜市立大学附属病院
  • JR札幌病院

Q&A

医学科生
Yさん

  • 医学科のカリキュラムの特長は何ですか?

    • コア・カリキュラムの導入
    • 協同学習教育の実施
    • 共用試験CBT(コンピュータを用いた知識に関する客観的試験)、OSCE(客観的臨床能力試験)の実施
    • クリニカル・クラークシップの実施 
    • 幅広い教養科目の設置

👩アドミッションポリシー👨 (学生受入の方針)

医学部医学科は、医学科理念「国手の理想は常に仁なり」のもと「時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる実践的でヒューマニズムに富む医師を育成するとともに、高水準の医療や最先端の研究を推進する」という目的に対する知識と技術を習得できる学生を求めています。

方針の詳細

本学の医学部医学科の学修目標(三大目標)は以下のとおりです。

  • 医師や研究者として職責を果たすのに必要な知識と技能を修得する。
  • 患者に寄り添うとともにチーム医療の実践に必要な態度と習慣を身につける。
  • 時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる人間性と良識を涵養する。

この目標に沿って、本学科の入学者受入方針は、以下の3点です。

  • 医学や医療の知識と技能を能動的かつ積極的に修得できる基礎学力と学習能力がある人
  • 診療や研究で実践的に活躍できる人間性・協調性・倫理観がある人
  • 時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる柔軟性・積極性・向上心がある人

✏️ カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

  • 医学教育モデル・コア・カリキュラムと卒業時モデル・コア・コンピテンシーを踏まえた独自性のあるカリキュラムを編成し、一般教養・基礎医学・社会医学・行動科学・臨床医学・医学英語を段階的・系統的に学習できる魅力的なカリキュラムを実施する。
方針の詳細
  • 1~2年次では、幅広い知識と自主学習の技能を修得するために多彩な一般教養科目を設定し、人体の構造・機能や生命現象を理解するために基礎医学科目を充実させ、医療や介護の現場を知るために医学入門実習や施設体験実習を提供する。
  • 3~4年次では、疾患の病態や患者の診察を理解するために診療科別の臨床医学科目を充実させ、診療や研究に従事する教員が専門領域における最新情報を提供するとともに、社会のニーズや医療情勢を知るために社会医学や行動科学に関する科目を提供する。
  • 4~6年次では、基本的な診療技能を修得後に初期臨床研修にスムーズに移行するために診療科別の臨床実習を施行する。大学病院や教育関連病院でチーム医療や多職種連携を体験させるとともに、問題解決能力やコミュニケーション能力を修得するために診療参加型実習を充実させる。
  • アクティブラーニングを支援する学習機器や訓練施設を充実させ、仲間と学び合う協同学習(1年次)、科学的探究心を育む研究室配属(3年次)、臨床実習前訓練(4年次)、卒前統括講義(6年次)などの特色あるプログラムを実施する。

🎓 ディプロマポリシー(学位授与方針)

本学医学部医学科は,学修目標(三大目標)すなわち,医師や研究者として職責を果たすのに必要な知識と技能および患者に寄り添い同僚と助け合うのに必要な態度と習慣が身につき,かつ時代や社会のニーズに対応するのに必要な人間性と良識が涵養されたことが,厳格な判定によって確認された場合に学士を授与します。

方針の詳細

具体的には,以下のような項目について判定します。

  • 医師国家試験に合格する医学知識と技術水準が備わっている。
  • 医師として意欲を持って、社会、地域、組織の中で高い倫理観と責任感を持ち、多くの人と協力して医療と研究を継続的に実践できる。
  • 生涯学習を続け、医師として社会と地域の多様なニーズに対応できる基本的能力と習慣を習得できている。
  • 豊かな人間性と幅広い教養、そして高いコンプライアンスを有する社会性のある医師としての基本的な能力とマナー、良識が涵養されている。
  • 医学の国際化と交流に対応できる能力がある。

🏫 CURRICULUM 6年間の流れ

  • 1年次

    よき医師として
    医道を究めるための基礎の形成

    豊かな人間性を育む一般教養や語学の選択科目、医学の基礎を学びます。問題解決型グループ学習「協同学習」では、医師に求められるチーム医療に資する協同の精神と科学的探究力およびコミュニケーション能力を体得するため、学習仲間と切磋琢磨し、共に高め合う自発的な学び(アクティブラーニング)を実践します。また、「医学入門実習」や「施設体験実習」などで医療の現場に接しながら、医療人としての感性を磨きます。

  • 2・3・4年次

    人体と生命、人の心と体の疾病と治療、
    医師の社会的役割の理解

    2年次では、基礎医学の学びをとおして人体と生命を深く理解します。3年次からは、人の心と体の疾病と治療について学ぶ臨床系の科目が中心となります。3年次後期には、医学研究への意欲向上や探究心を備えた医師への成長を図るために、RMCP(Research Mind Cultivation Program)という各講座に分かれての研究実習プログラムが開講されます。

    4年次では、臨床実習に向けた準備としてPCCE(Pre Clinical Clerkship Exercise)、「臨床技能統括実習・講義」が開講されます。PCCEでは、症例カンファレンスの雰囲気のなかで、患者さんの病歴、診察、検査、診断、治療、予後について総合的に討論し、診療の基本を体験的に学びます。実習では、医師としての基本的なコミュニケーションスキルや診察実技を本格的に身に付けます。4年次の後期には、全国共通で実施される2つの臨床実習前試験(共用試験CBT、共用試験OSCE)が行われ、これに合格した学生は、スチューデントドクターとして、各診療科で実習を行います。

  • 4・5・6年次

    クリニカル・クラークシップの実施

    4年次後期以降はクリニカル・クラークシップを行います。臨床実習で積極的にチーム医療に携わり、その一員として責任を果たすことをとおして、医師として必要な知識・技能・態度・習慣を身に付けます。

PICK UP CURRICULUM

🏥 協同学習

医師に必要な協同実践力の基礎を体験的に学ぶ

本学科の理念である「国手の理想は常に仁なり」を体現できる「仁医(仁ある医師)」を育成するため、目標を同じくする仲間とともに積極的に協力しながら学習することで、コミュニケーション能力およびチーム医療に資する人間性(協同の精神)と科学的探究に基づく実践力を身に付けます。

🗓 SAMPLE SCHEDULE 授業スケジュール例
[4年次1学期]

MON TUE WED THU FRI
1限9:20 - 10:10 PCCE
「多職種連携」
行動科学
「医療経済学の基礎」
行動科学
「行動経済学基礎」
行動科学
「行動経済学基礎」
行動科学
「医療経済学の基礎」
2限10:20 - 11:10
3限11:20 - 12:10 社会と医学・医療(環境医学)講義
「地域保健・在宅医療」
社会と医学・医療(環境医学)講義
「健康の保持増進・国民栄養」
社会と医学・医療(環境医学)講義
「リスクアセスメントの基礎」
社会と医学・医療(環境医学)講義
「食品保健」
社会と医学・医療(環境医学)講義
「環境保健水・廃棄物」
4限12:20 - 13:10 社会と医学・医療(環境医学)実習
「環境測定実習」
社会と医学・医療(環境医学)実習
「環境測定実習」
社会と医学・医療(環境医学)実習
「テーマ研究」
5限14:10 - 15:00 社会と医学・医療(環境医学)実習
「テーマ研究」
社会と医学・医療(環境医学)実習
「テーマ研究」
6限15:10 - 16:00
7限16:10 - 17:00
8限17:10 - 18:00

この学科生のOさん沖縄尚学高等学校出身

沖縄尚学高等学校校出身 Oさん

大学病院があり
臨床分野が充実!

この学科のキャンパスライフ

👩‍🏫 授業のPOINT解説

  • RMCP(Research Mind Cultivation Program
    早期から医学研究を経験し、研究への意欲向上、医学生としての誇りを持つことにより、グローバルかつ探究心を向上させることを目的とし基礎分野と臨床分野の45の研究室に分かれ、研究を通して医学の基礎的な知識を学びます。基礎分野の研究室では、実験や解剖など通常の授業では体験できない難しい手技を学びます。臨床分野では、病院で働く先生の仕事ぶりを間近に見ながら実際の臨床現場を体験します。国内の他大学・研究機関や海外の大学で研究できる機会もあります。プログラムの成果は、担当の先生の指導を受けながらポスターにまとめます。

生命と向き合う
人間力を持った、
真の先端医療人へ

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