ECONOMICS久留米大学 経済学部

ローカルとグローバルの統合的視点を
持ち、次代を切りひらく独創性を育む

21世紀は大量生産、効率中心の経済社会ではなく、より人間らしさを重視する時代。専門に加え、総合的・文化的な視野を持つ人材が求められます。経済学部では「グローカル(グローバル+ローカル)」視点から地域社会や国際社会に貢献できる実践的人材を育成します。

🎓この学部の2学科

FEATURES 経済学部の特色

  • 学びたいことを考えるための2年次から学科・コース選択

    経済学部では、2年次から学科・コースに所属します。これは、1年次に大学での学び方、経済学の基礎を学びながら、学びたいことを考える時間としています。1年次の終わりに希望学科を選択し、2年次から学科に分かれて、学科ごとの学びをスタートさせます。学科に配属後、2年次後期には、希望したコースでより専門的な知識を身に付け、分析能力を養っていきます。また、地域社会や国際社会を体験し、その体験に基づいて思考したことを発表する。または学生の自由な発想で取り組んだことをまとめ、発表する。このどちらかを4年間の間に全員が行います。これらの学修を通じて、自律的思考や論理的思考能力を養成します。

  • 自由で自主的な学びの実践

    本学は、アジアの玄関口とも言われる福岡県の第三の都市である久留米市に立地しています。久留米市は、約30万人の人口を抱えながらも筑後川、筑紫平野、耳納連山などの豊かな自然に囲まれています。そして、九州の豊かな自然環境にもアクセス可能です。この立地条件を活かして教室内だけではなく、地域の中で実践的な学びを行っています。また、福岡のロケーションを活かして、異文化や多様性の理解、発展するアジア地域の現状を体験し、その体験を通じて国際社会の現在を学ぶ体験型の授業も開講しています。社会問題に対して自主的に調べ、議論を通じて解決策を導き出してみる。普段の授業で学んだ地域の問題を実際に実行してみる。地域の生産者と協働して、地域ブランドづくりに取り組んでみる。農産物のブランド化や、加工食品を考え、販売してみる。これらは学生が普段の演習(ゼミ)とは別に、教員のサポートを受けながら実際に行われたことです。自らが取り組みたいことを計画・実行して学ぶのが経済学部の特色です。

伊佐淳経済学部長

伊佐淳 経済学部長
経済学的思考と文化的視点を併せ持ち、
社会に貢献する人材を目指そう

現代社会を生きる私たちは、「物質的には」かつて無い繁栄を享受していますが、一方で、さまざまな社会的・経済的問題に直面しています。たとえば、グローバル化の下での経済的格差の拡大や地球環境の悪化、AI(人工知能)の進化やDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を背景とした産業の変化に伴う問題、さらには、少子高齢社会の到来に起因する問題などがあげられます。私たち一人一人がこうした問題について認識し、同時に、文化的で持続可能な社会を構築していくにはどうすればよいのかを考え、行動していくことが肝要です。

経済学部の二つの学科―経済学科と文化経済学科―は、グローバルな視野を持ち、さまざまな経済的事象や、文化と経済の係わりを理解し、持続可能な社会・地域の実現に向けて、実践的に発信・行動し、社会に貢献する人材の育成をミッションとして掲げています。そのために、経済学部では、学部の専任教員が少人数の学生を入学時から卒業時まで担当し、基礎的学修から専門的能力の習得に至るまで、一人一人の学びをサポートする態勢で臨んでいます。

経済学部の3つのポリシー

  • アドミッションポリシー(学生受入の方針) 次のような学生を求める ADMISSION POLICY

    学部理念に基づく学修を通じて自らを成長させることができる学生を迎え入れることを基本とします。それを実現するため、志願者の学力・意欲・個性などを多面的に評価できる多様な入学者選抜方式を採用し、

    • 経済社会の構造を理解する知的能力
    • グローバルな視野をもつ経済人を目指す強い意志
    • 環境に配慮した地域づくりへの深い関心
    • スポーツや文化活動で培った自己向上力

    などの面において、秀でた能力をもつ学生を選抜します。

  • カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針) 次の方針のもと教育課程を定める CURRICULUM POLICY

    経済学の基本を学んだ上で、その成果を実践できる人材の養成を目標に、次のような方針でカリキュラムを編成しています。

    • 初年次教育を重視し、大学での自主的学修態度を身に付ける。
    • 基本教育を重視し、学生全員に経済学の基礎的知識を身に付ける。
    • 中核科目から応用科目へと発展的に学ぶことができるように、系統的に科目を配置する。
    • 少人数教育によって、個別指導体制を充実させ、各人の個性を発揮できるようにする。また、各学年に設けた演習や実践的科目を通じて、自ら行動し、問題を発見・分析し、それを発表する能力を身に付ける。
    • 幅広い教養をもつ社会人としてのキャリア形成に資するよう、教養科目・ユニット科目を設ける。
  • ディプロマポリシー(学位授与方針) 次の能力を備えた学生に対して卒業を認定し学位を授与する DIPLOMA POLICY

    4年以上在学し、カリキュラム・ポリシーに基づいて定められた各学科の開講科目を履修し、必要とされる専門知識、問題を発見・分析する能力、コミュニケーション能力、自律的に行動する能力を身に付け、128単位以上を修得した学生に学士(経済学)の学位を授与します。

🎓 FACULTY 経済学部の学科

  • Department of Economics

    経済学科

    経済社会の課題を多角的に分析し、未来に生かす

    💮取得可能な資格

    • 高等学校教諭一種 (公民・情報・商業)
    • 中学校教諭一種(社会)
    • 図書館司書
    • 博物館学芸員
    • 社会福祉主事任用資格
    • 日本語教育学副専攻課程修了証
    • 学校図書館司書教諭出願資格
    • 生きがい情報士受験資格

    🏢 就職先

    • 九州電力(株)
    • (株)アステム
    • 福岡トヨペット(株)
    • 日本貨物鉄道(株)
    • (株)福岡銀行
    • (株)西日本シティ銀行
    • 楽天証券(株)
    • 第一生命保険(株)
    • (税)アーリークロス
    • JR九州ホテルズ(株)
    • (株)ジャパネットホールディングス
    • (株)ジェイティービー(JTB)
    • 日本年金機構
    • 海上保安庁
    • 福岡法務局
    • 大阪国税局
    • 熊本国税局
    • 大分県庁
    • 久留米市役所
    • 宮崎県警察

    🏫 進学先

    • サウサンプトン大学大学院
    • 久留米大学大学院
    • 九州情報大学大学院
    • 南九州大学大学院
    • 国立波方海上技術短期大学校

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  • Department of Cultural Economics

    文化経済学科

    文化的な視点から経済を考察

    💮取得可能な資格

    • 高等学校教諭一種 (地理歴史・公民)
    • 中学校教諭一種(社会)
    • 図書館司書
    • 博物館学芸員
    • 社会福祉主事任用資格
    • 日本語教育学副専攻課程修了証
    • 学校図書館司書教諭出願資格
    • 生きがい情報士受験資格

    🏢 就職先

    • (株)九電工
    • パナソニックAWエンジニアリング(株)
    • 森永乳業九州(株)
    • 西日本鉄道(株)
    • 日本郵便(株)
    • (株)佐賀電算センター
    • 正晃(株)
    • 山下医科器械(株)
    • ネッツトヨタ福岡(株)
    • ホンダカーズ佐賀(株)
    • (株)大分銀行
    • (株)鹿児島銀行
    • 日本生命保険(相)
    • (税)中央総合会計事務所
    • 長崎県庁
    • 鹿児島県庁
    • 宮崎市役所
    • 日向市役所
    • 奄美市役所
    • 佐賀広域消防局

    🏫 進学先

    • 九州大学大学院

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