久留米大学 経済学部
文化経済学科

Department of Cultural Economics 文化的な視点から経済を考察

入学定員
100名
学生数
男935名/女198名 ※2023年5月1日現在

物質的に豊かな社会を実現したといわれる20世紀。そして21世紀に入った今、経済を動かす1つの力として文化の役割が注目されています。経済と文化の相互作用を追究する分野が文化経済学です。経済の活性化に果たす地域固有の資源や文化の役割・機能に注目し、その理論から実践方法までを学んでいきます。

🧑🏻‍🎓このような方を伸ばす学科です👩‍🎓

  • 文化が経済に及ぼす影響・作用について学びたい。
  • 地域の活性化に貢献したい。
  • 外国人の観光客誘致に貢献したい。
  • 中学校、高等学校などの先生になりたい。
  • 世界の環境問題に興味がある。
  • 観光やレジャー関係の仕事に就きたい。
  • さまざまな分野の人と接し「、地域連携」を学びたい。

FEATURES 文化経済学科の特色

  • 1

    文化的な視点から経済を考察する。

  • 2

    経済を動かす1つの力として経済と文化の相互作用を追究する。

  • 3

    経済の活性化に果たす地域固有の資源や文化の役割・機能に注目し、その理論から実践方法までを学修する。

取得可能な資格

  • 高等学校教諭一種 (地理歴史・公民)
  • 中学校教諭一種(社会)
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
  • 社会福祉主事任用資格
  • 日本語教育学副専攻課程修了証
  • 学校図書館司書教諭出願資格
  • 生きがい情報士受験資格

就職先

  • (株)九電工
  • パナソニックAWエンジニアリング(株)
  • 森永乳業九州(株)
  • 西日本鉄道(株)
  • 日本郵便(株)
  • (株)佐賀電算センター
  • 正晃(株)
  • 山下医科器械(株)
  • ネッツトヨタ福岡(株)
  • ホンダカーズ佐賀(株)
  • (株)大分銀行
  • (株)鹿児島銀行
  • 日本生命保険(相)
  • (税)中央総合会計事務所
  • 長崎県庁
  • 鹿児島県庁
  • 宮崎市役所
  • 日向市役所
  • 奄美市役所
  • 佐賀広域消防局

進学先

  • 九州大学大学院

Q&A

文化経済学科生
Iさん

  • 学校推薦型選抜にはどのような勉強が必要ですか?

    高校での授業に熱心に取り組み、十分に理解することが第一です。学校推薦では小論文と面接があります。日頃から新聞の社説や新書本など論説文をよく読んで要約し、自分の意見をまとめることも有益です。面接では将来の夢などを自分の言葉で話してください。

  • 経済学科との違いは?

    経済の発展は、利益を追求する株式会社の活動を原動力に豊かでグローバルな社会を実現する一方で、自然環境の悪化や地域の衰退という問題も同時に生み出しました。従来の経済学が対象としてこなかった新たな課題を研究するのが文化経済学科です。

👩アドミッションポリシー👨 (学生受入の方針)

学部理念に基づく学修を通じて自らを成長させることができる学生を迎え入れることを基本とします。それを実現するため、志願者の学力・意欲・個性などを多面的に評価できる多様な入学者選抜方式を採用し、以下の面において秀でた能力をもつ学生を選抜します。

方針の詳細
  • 経済社会の構造を理解する知的能力
  • グローバルな視野をもつ経済人を目指す強い意志
  • 環境に配慮した地域づくりへの深い関心
  • スポーツや文化活動で培った自己向上力

✏️ カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

経済学の基本を学んだ上で、その成果を実践できる人材の養成を目標に、次のような方針でカリキュラムを編成しています。

方針の詳細
  • 初年次教育を重視し、大学での自主的学修態度を身に付ける。
  • 基本教育を重視し、学生全員に経済学の基礎的知識を身に付ける。
  • 中核科目から応用科目へと発展的に学ぶことができるように、系統的に科目を配置する。
  • 少人数教育によって、個別指導体制を充実させ、各人の個性を発揮できるようにする。また、各学年に設けた演習や実践的科目を通じて、自ら行動し、問題を発見・分析し、それを発表する能力を身に付ける。
  • 幅広い教養をもつ社会人としてのキャリア形成に資するよう、教養科目・ユニット科目を設ける。

🎓 ディプロマポリシー(学位授与方針)

4年以上在学し、カリキュラム・ポリシーに基づいて定められた各学科の開講科目を履修し、必要とされる専門知識、問題を発見・分析する能力、コミュニケーション能力、自律的に行動する能力を身に付け、128単位以上を修得した学生に学士(経済学)の学位を授与します。

🏫 CURRICULUM 4年間の流れ

  • 1年次

    経済学のイロハを必修科目で、
    ゼミナール(演習)で基本的な学修方法を学ぶ

    1年次は、必修科目中心に経済学のイロハを学びます。経済理論の初歩、経済情勢の概観、統計的手法の初歩などが中心です。また、ゼミナール(演習)でレポート発表したり、討論をし、共同学習の中で主体的な学び方を体験していきます。

  • 2年次

    学科を選択し、
    自由度の高いカリキュラムで
    、関心に応じた科目を履修

    地域固有の文化や環境を大切にする経済を学び、地域発展の原動力となる

    経済の活性化や人々の幸せな生活を実現するために、地域固有の文化・環境をどう守り生かしていくのか。また、そのためには市民や企業、行政がどのような役割を果たしていくのか。これらの課題を、教室の中と現場で学び、考え、できることから実践していきます。

  • 2年次後期 3・4年次

    少人数の専門コース・専門ゼミ(本ゼミ)
    に分かれ、専門学修へ

    2年次後期から「本ゼミ(卒業時まで所属する専門ゼミ)」に所属します。「本ゼミ」の教員が配置されているコース(下記参照)が、自動的に学生の所属する専門コースとなります。

    • 地域創造コースの目的 → 「豊かな地域の創造」に結びつく住民参加型地域づくりを学ぶ
      超高齢社会に入り、国や地方の財政が危機的状況にある今、住民参加に よる地域づくりが注目されています。住民主体の地域づくりのための理論と方法を学びます。
    • 環境・ツーリズム(観光)コースの目的 → 地域レベルでの環境に配慮した持続可能な地域づくりを学ぶ
      現代は、環境に配慮した地域づくりが課題であり、また九州においては観光が基幹産業の1つとして注目されています。望ましい観光のあり方と良好な環境の実現方法を学びます。

PICK UP CURRICULUM

🏦 「地域創造概論」「環境・ツーリズム概論」

地域づくりや環境保全、観光のこれからを考えるための基礎力を付ける

「地域創造概論」では、地域の経済・社会的課題を理解し、地域発展のあり方を考えるための基礎を、「環境・ツーリズム概論」では、環境問題を経済学的な視点でとらえ、環境保全や観光のこれからを考えるための基礎を学びます

🗓 SAMPLE SCHEDULE 授業スケジュール例
[2年次前期]

MON TUE WED THU FRI
1限9:00 - 10:30 -----
2限10:45 - 12:15 フィールドワーク論
(質的調査)
エコ
ツーリズム論
演習IIB
(岩本ゼミ)
法学I
(法学入門)
-
3限13:10 - 14:40 金融論会計学入門I会計学入門II久留米学
(文化と社会)
-
4限14:55 - 16:25 金融工学II----
5限16:40 - 18:10 筑後川流域
社会経済論II
-地域事情研修
(国内研修)
--

この学科生のKさん久留米商業高等学校出身

久留米商業高等学校出身 Kさん

地域とたくさん関わる
授業はやりがいも◎

この学科のキャンパスライフ

👩‍🏫 授業のPOINT解説

  • フィールドワーク論(質的調査)
    実際に学外に調査に行くため、たくさんの発見があります。
  • エコツーリズム論
    自然保護、持続可能な開発、地域振興、環境教育と関係が深いエコツーリズム(観光)について学ぶことができます。
  • 地域事情研修(国内研修)
    さまざまな地域での研修があり、地域の方々と交流をしながら、地域課題や解決法について実践的に学びます。
  • 久留米学(文化と社会)
    久留米市の歴史や背景について、毎回ゲストを招いてお話を伺います。

文化的な視点から
経済を考察

Department of Cultural Economics経済学部 文化経済学科
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