📮KURUME LETTER

東京オリンピック・パラリンピックのスタッフとして大会運営に協力
🧑‍🏫教職員

東京オリンピック・パラリンピックのスタッフとして大会運営に協力

人間健康学部の教員が、7月23日から8月8日と8月24日から9月5日まで開かれた東京オリンピック・パラリンピックにスタッフとして参加し、大会の運営や選手サポートなどに協力しました。

「スポーツ心理学」を専門としている人間健康学部スポーツ医科学科奥野真由助教は、日本オリンピック委員会の強化スタッフとして2019年より女子ホッケー日本代表チームをサポートしてきました。大会に向けた代表合宿でのメンタルトレーニングやチーム作りのサポート、オンラインを活用した個人面談などを実施し、代表選手を心理的な側面から支援する業務に従事していたそうです。奥野先生は「コロナ禍で開催された本大会は、前例のないことにチャレンジしなければならないことが多かった。そのような中で、スタッフ間のコミュニケーションや支えあいが、これまで以上に重要であったように感じた。これからスポーツを支える仕事を目指す学生たちには、チームメンバーとの連携やコミュニケーションの大切さを伝えていきたい。」と話しました。 

8月27日から9月5日にかけて行われたパラリンピック陸上(男子・女子)では、国立競技場で開かれた試合で、同じく人間健康学部スポーツ医科学科副島崇教授がメディカルスタッフとして活動しました。期間中は、医師としてフィールドに立ち、世界各国から集まった選手のスポーツ外傷に対する救急対応を行いました。副島先生は「国内の大会では、競技ごとにサポートの方法やポイントが定められていることが多いが、オリンピックやパラリンピックなど、世界中からアスリートが参加する大きな規模の大会では、サポートの方法を全ての競技において世界基準に統一する必要がある。学生たちには、将来的に世界で活躍することも視野に入れて、世界標準のルールや方法を伝えていきたい。」と大会をふりかえりコメントしました。