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学生が女子ラグビー日本代表として優勝に貢献
🎒キャンパスライフ

学生が女子ラグビー日本代表として優勝に貢献

10月に行なわれた『アジアラグビーセブンズシリーズ2023第2戦タイ大会』において日本女子代表チームが優勝し、8月に行われた第1戦韓国大会に続き2連覇を達成。見事シリーズ優勝を果たしました。

この大会には、本学から人間健康学部スポーツ医科学科1年の大橋聖香さんが日本女子代表として出場し、チームの優勝に大きく貢献しました。大橋さんは本学の女子ラグビークラブのメンバーで、連携協定を結ぶ女子ラグビーチーム、ナナイロプリズム福岡の一員としても活躍しています。

日本代表チーム合宿中の1枚
日本代表チーム合宿中の1枚
タイ大会優勝とシリーズ優勝、2つのトロフィーを手にする大橋さん
タイ大会優勝とシリーズ優勝、2つのトロフィーを手にする大橋さん

大橋さんは富山県出身です。地元で女子ラグビーチームを立ち上げた母親の影響で、小学3年からラグビーを始めました。生まれ持った足の速さと体格の良さですぐに頭角を現し、ラグビーの楽しさにのめり込んだと言います。中学時代は地域にラグビーチームがなかったため、中学校の陸上部に所属。砲丸投げで全国5位の成績を収めました。平日は陸上、休日は毎週隣の石川県までラグビーの練習に通うという二刀流で頑張ってきました。「自分はラグビーに向いている」と自覚した大橋さんは、高校ラグビーの名門、島根県石見智翠館高等学校に進学。高校3年で全国制覇を果たし、U18花園女子15人制の試合では西軍のキャプテンを務めました。大学では、勉学とラグビーを両立したいと考え、久留米大学人間健康学部に入学。スポーツ医科学科で教職課程も学びながら、オリンピアンが数多く在籍するナナイロプリズム福岡でスタートメンバーとして活躍しています。

試合でボールを持って果敢に攻める姿
試合でボールを持って果敢に攻める姿
チームがトライを決めて歓喜する様子
チームがトライを決めて歓喜する様子

女子7人制ラグビーは2016年のリオデジャネイロオリンピックから正式種目になりました。今年11月には、日本女子代表チームのパリオリンピック出場(2024年7月26日~8月11日開催)が決定しました。この時も大橋さんはバックアップメンバーに選出されています。大橋さんも将来はオリンピックやワールドカップに出場したいという強い思いを抱いています。世界を舞台に活躍する大橋聖香さん。夢の実現に向けてこれからも頑張ってください。みなさま応援よろしくお願いします。

大橋さんのコメント

ナナイロプリズム福岡は2019年に創設された新しいチームです。日本を代表する素晴らしい選手が多数在籍するこの可能性のあるチームで、大会で優勝を目指し、ラグビーのスキルと共に人としてももっと成長したいと思い入りました。私は寮に入っており、いつも美味しいご飯を食べさせていただいています。おかげで今日も、明日も頑張ろうという気持ちになります。今ある環境に感謝を忘れず、久留米大学でしっかり勉学に励みながら、まずはパリオリンピック出場を目指します。今後とも応援よろしくお願いします。