4年生による就活体験報告会

11月29日、御井キャンパスにて「4年生による就活体験報告会」が開催されました。

この報告会は、就職活動を終えた4年生の中から任命される『学生就職アドバイザー』が、1～3年生に向けて自身の経験を共有する恒例のイベントです。今年も多くの学生が参加し、先輩たちのリアルな体験談に耳を傾けました。

11月は、就職活動を意識しながらも不安や迷いを感じる学生が多い時期です。この企画は、先輩の成功例や失敗談を直接聞くことで、次の一歩を踏み出すきっかけを提供することを目的に実施されています。

これまでは就職ガイダンス内で講話形式で行われていましたが、より親しみやすく、学生が積極的に質問できるよう、昨年からパネルトーク形式に変更されました。今年の報告会では、就職・キャリア支援課の田中部長が司会を務め、学生たちの質問を集約しながら、アドバイザーに次々と質問を投げかけました。

パネルトークでは、「公務員試験対策の勉強はいつごろから始めましたか？」「ガクチカ（学生時代に力を入れたこと）では何を選びましたか？」「3年生の今頃は何をしていましたか？焦りや不安はありましたか？」「内定が複数出た場合、どのように決めましたか？」などの質問が上がりました。

これに対し、学生就職アドバイザーたちは自身の体験を具体的に語り、参加した1～3年生たちは真剣な表情でメモを取ったり頷いたりしながら熱心に聞き入っていました。

参加した学生からは「直近で就活を体験した先輩方の話は参考になった」「まだ何も活動できていなくて焦っているが、今からできることをやっていきたいと思った」「まずはスイッチを入れるためにも就職支援行事に積極的に参加しようと思った」などの感想が聞かれました。

また、学生就職アドバイザーからは、「就職活動は準備と行動力です。焦りや不安もあると思いますが、納得のいく就職活動になるよう応援しています」「皆さんは一人ではありません。是非、友達、先輩、先生、家族、就職・キャリア支援課の職員、そして私たち就職アドバイザーに頼って、充実した就職活動に励んでください」といったエールが後輩たちに送られました。

本学では、就職担当教員や職員だけでなく、学長より任命を受けた4年生の学生就職アドバイザーも加わり、後輩たちの支援を行っています。これからも、学生一人ひとりが納得のいく進路を実現できるよう、全面的なサポートを続けていきます。