就職合宿を開催　本格的な就職活動に向け実践力を養う

2月18日～21日、佐賀県内のホテルにて就職合宿が開催され、文系学部の3年生約200名が参加しました。本格的な就職活動のスタートを前に、実践的なスキルを身につけることを目的とした本合宿は、本学独自の取組みとして1999年から毎年実施されています。コロナ禍の3年間は学内での通学合宿として開催し、昨年からは再び宿泊を伴う形式に戻りました。

近年、「タイムパフォーマンス就活」と呼ばれる効率重視の就職活動が主流となっています。売り手市場の影響もあり、短期間で内定を獲得する学生が増える一方、離職率の高さも課題となっています。こうした流れに対し、就職合宿ではさまざまなノウハウを学び、広い視野を持って就職活動に取り組めるよう設計されています。

参加学生は3班に分かれ、班ごとに1泊2日のプログラムを受講しました。1日目は、就職活動の心構えをはじめ、外部講師によるマナー講習、筆記試験対策、面接対策など、基本的な知識を学習。2日目には、企業の人事担当者による模擬面接やグループディスカッションを実施し、実践的なスキルを磨きました。

合宿の最後には「企業と学生のマル秘交流会」を開催。企業側の本音を聞くことができる貴重な機会となり、学生たちはリラックスした雰囲気の中で積極的に質問をしていました。

参加した学生からは、「いろいろな質問に臨機応変に対応できる力を鍛えられた」「企業の方から直接フィードバックをもらい、安心すると同時に気合が入った」「同じ志を持つ仲間と合宿を受けたことで、就職活動への意識がより高まった」といった声が聞かれました。

就職・キャリア支援課では、今後も企業や公的機関と連携し、本学学生の就職活動を支援してまいります。

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