📮KURUME LETTER
商学部4年生による就活体験報告会を開催
12月9日(火)、御井本館2階12A教室およびラーニングコモンズA・B・Cにおいて、商学部3年生を対象とした「商学部4年生による就活体験報告会」を開催しました。当日は約170名の学生が参加し、就職活動を終えた4年生から実体験に基づくアドバイスを聞く貴重な機会となりました。
【第1部】 4年生6名によるパネルトーク
第1部では、6名の4年生が登壇し、商学部就職委員長の金田堅太郎教授がファシリテーターを務め、パネルトークを実施しました。「就活はいつから始めたのか」「エントリーシート作成で意識したこと」「面接で苦労したこと」など、就職活動のプロセスを率直に紹介。参加した3年生は熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
成功体験だけでなく、悩んだ点や失敗をどのように乗り越えたかといった本音も共有され、「行動のイメージがつかめた」「必要な準備が明確になった」といった声が多く寄せられました。
【第2部】 個別相談会・交流ブース
第2部では、4年生が各ブースで後輩からの個別相談に対応しました。「業界を決めた過程や、その決め手になったことを聞きたい」「PRしたい内容に興味を持ってもらうにはどうしたらよいか」「アルバイト経験をガクチカとして活かせるか」など、具体的な相談が多く寄せられ、学生同士による活発な意見交換が行われました。
また、同時開催された株式会社マイナビによるプチセミナーでは、マイナビを活用した効果的な情報収集の方法、OBOG訪問のポイント、インターンシップやキャリア形成の取り組み方、合同企業説明会の活用方法などが紹介され、3年生の今後の行動計画づくりに役立つ内容となりました。
参加した3年生の声
- 「同じ学部という身近な先輩から話が聞けたことで、今後のことがよりリアルにイメージできた」
- 「何をしたらいいか分からず焦っていたが、いつ何をすべきかが明確になり、不安が解消された」
- 「さまざまな業界の話を聞くことができ、各業界の事情を知ることができて参考になった」
- 「就職活動のいろいろな段階や状況に応じた話を聞けたのがとても良かった」
- 「個別相談で自分の状況に合わせてアドバイスしてもらえたことで、前向きな気持ちになることができた」
本企画は、3年生の不安解消と理解促進、そして主体的にキャリア形成へ取り組む意識を高めることを目的として実施しました。商学部では今後も、学生が自らキャリア形成に取り組める機会を提供してまいります。
また、当日の運営に協力してくれた4年生の皆さんに感謝申し上げます。先輩たちの貴重な経験に基づくアドバイスや熱意が、参加した3年生にとって大きな励みとなりました。