📮KURUME LETTER
宗像世界遺産応援映像制作プロジェクトに参加
文学部国際文化学科神本秀爾准教授(文化人類学)ゼミ生で作る楽曲・映像制作グループckgz(チクゴズ)のメンバーが世界文化遺産の宗像・沖ノ島と関連遺産群を若い世代にプロモーションするための映像制作プロジェクトに参加しています。学生たちは今年2月にリリースされた同世界遺産群をPRする楽曲「みあれうた」の世界観をベースに動画の構成を考え、11月14日に宗像・大島で撮影を行いました。
このプロジェクトは福岡県や宗像市などで構成する保存活用協議会からの受託研究です。昨年度の楽曲制作プロジェクトに続く第2弾の取り組みで、プロジェクトのターゲットとなる若い世代への魅力訴求をテーマに制作活動に取り組んでいます。
今回、制作を予定している動画は2本。1本目は海上交通の平安を守護する玄界灘の神として、この地域に祀られる宗像三女神が現代に舞い降り、大島の観光名所などを紹介するもの。2本目は「みあれうた」の歌詞の一部を「遠距離恋愛」にみたてたショートムービーとして再現したものです。学生たちはプロの動画クリエーターとして活躍する井上裕乃さんの指導の下、動画の構成・脚本、スマートフォンやアクションカメラを用いた撮影や演技にチャレンジしました。
ショートムービーの企画・構成を担当した学生は「みあれうたの世界観が、遠距離恋愛に似ていると感じたので遠距離恋愛をテーマにしたショートムービーの構成を提案した。遠距離恋愛の様子を1つの場面に表現するのが難しかったが、若い世代がターゲットということもありSNSのトーク画面を利用する演出を加えるなど工夫をしている。たくさんの人に見てもらい、宗像のPRにつながる動画になると嬉しい」とコメントしました。
今回撮影した映像は編集し今年度中の完成を目指しています。