📮KURUME LETTER

「被災地復興と地域貢献」の授業、ボランティアサークルで市の事業を支援
🙌課外活動

「被災地復興と地域貢献」の授業、ボランティアサークルで市の事業を支援

久留米市で豪雨被害を受けている地域の水害対策として、梅雨の時期を前にした5月19日、排水路にたまった土砂をかき出す「しゅんせつ」作業などが、久留米市土木協同組合の呼びかけで行われました。

 この治水作業は毎年久留米市を襲う大雨による水害対策をするとともに、市民の防災に対する意識を高めてもらおうと一昨年から始まったもので、本学からも「文・法・経済・商学部開講の「被災地復興と地域貢献」(上村 一則教授、松田 光司教授)を受講する学生や法学部松田研究室のゼミ生、被災地で活動するボランティアサークル(「ゆめくる」「Worcal」)などから23名が参加し、活動を支援しました。

挨拶する原口久留米市長
挨拶する原口久留米市長
開会式の様子

今年は昨年水害の被害にあった大橋校区を市の職員やさまざまな企業や市民ボランティア団体など約900名が7班に分かれ活動しました。本学はそのうち、浸水により1階が浸水した大橋小学校付近の排水路のしゅんせつを担当。川底に堆積した土砂を掘り下げたり、雑草を除去したりすることで川の流量を増やすことが目的です。

作業開始時には、過去の水害で流れてきていた木々や土砂で淀み流れの悪かった排水路も、作業後には、底が見え、きれいな水の流れを取り戻していました。

排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業
排水路の土砂を取り除く作業

今回活動に参加した、竹下柊音さん(法学部国際政治学科2年、国際交流・協力支援サークル Worcal)は「久留米は災害が多いというイメージが自分の中にあり、自分にもできることがないかということを考えて災害ボランティアサークルに興味を持ち、入会しました。これから発生する水害に対する備えということで今回のプロジェクトに参加しました。泥のかきだしや草刈りなど想像以上に大変でしたが、よい経験になりました」と活動を振り返りました。

本学では今後もさまざまな活動を通して、地域への支援を行ってまいります。

参加者で記念写真

参考

学生らによる 復興ムーブメントチャンネル(YouTube)