📮KURUME LETTER
学生サークルteam.csvが八女市の見崎中学校でドローン撮影講習【商学部】
5月24日、商学部の木下和也教授が指導する学生ボランティアサークルteam.csvが、学校再編に伴い来年3月に閉校する八女市立見崎中学校で、ドローンを使った動画撮影と動画編集の体験授業を行いました。team.csvの学生たちは、事前に会場を視察したり、教科書を作成したりするなど、昨年から準備をしてきました。この日はメンバーの8名が、ドローン撮影班と動画編集班に分かれ、約30名の見崎中学校3年生に楽しい講座を展開しました。
八女市はデジタル人材育成事業のなかで、小中学生を中心として子どもたちにコンピュータサイエンスやプログラミング、各種デジタルスキルに触れてもらい、将来のITエンジニアへの関心を持ってもらう活動を行っています。
見崎中学校は、来年度より周辺小学校と統合し9年制の「みさき学園」(仮称)となります。中学校最後の年を生徒の手によってデジタル映像として記録するため、児童向けプログラミング講座も数多くこなす久留米大学商学部のteam.csvが協力することになりました。
体育館ではドローンをスマートフォン専用のアプリを使ってコントロールし、離着陸や方向転換、撮影を体験しました。ほとんどの生徒にとって初めてのドローン操作となり、「ドローンの向きによっては、スマートフォンの画面に見えている映像と左右逆に操作することになるので慣れるまで難しい」「狙った位置に着陸できて気持ちよかった」といった感想が聞かれました。
動画編集講座では、スマートフォンやタブレットで無料の動画編集アプリを使用し、準備された複数の動画や写真データを1本の動画に編集しました。30分ほどの制作時間で、それぞれの生徒が思い思いのストーリーを表現し、字幕や音楽が入った作品ができました。
普段から実際にスマートフォンを使用している生徒も多く、動画編集の経験もある生徒もいましたが、デジタルネイティブの中学生たちは「もっとやりたい、楽しかった」「操作はわかりやすかったが、いい作品を作るのは難しいと思った」などの感想がありました。
木下教授とteam.csvは今後も見崎中学校の動画制作を手伝うほか、小学生を対象に親子で学ぶプログラミング講座、シニア向けスマートフォン活用講座など、八女市のデジタルを活用した地域づくりを支援します。
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