📮KURUME LETTER
アビスパ福岡「久留米市応援デー」を学生らが支援
本学と包括連携協定を締結しているアビスパ福岡では、フレンドリータウン協定を締結している自治体と定期的に、子どもたちの夢を育み地域に活力を与える取り組みの一環としてフレンドリータウン「応援デー」を開催しています。11月3日には、ベスト電器スタジアムで行われたJ1リーグのアビスパ福岡対柏レイソル戦が「久留米市応援デー」として開催されました。
当日は久留米市から多くの方々が来場し、ハーフタイムには原口新五市長からのビデオメッセージが流されたほか、スタジアム内の広場では久留米市のPRブースで名産品の販売も行われるなど、スタジアムが久留米市一色に染まりました。
本学の学生たちもこの取り組みを支援しました。人間健康学部スポーツ医科学科の学生がインターンシップとして試合運営をサポート。また、経済学部のアクティブ・プログラムを受講する学生が久留米市を広くPR。さらに、地元久留米絣の魅力をPRしている法学部の学生が特設ステージでイベントを盛り上げました。
人間健康学部スポーツ医科学科でスポーツ経営学を専門とする行實鉄平准教授のゼミ生は、アビスパ福岡のスタッフ指導のもと、メインスポンサーブースの設営や集客、入場口でのグッズ配布、VIPルームでのドリンク提供などさまざまな支援を行い、大会運営の一連の流れを学びました。
昨年に引き続き2回目の参加となったスポーツ医科学科4年の萩原奨さんは、「今回はメインスポンサーのブースに集客するため来場者に声掛けを行ったが、段取りや準備、進行管理など、多くの方が関わっていることを知った。将来はサッカーに関する職に就きたいと考えているので、こうした裏方の仕事を実際に学べたことは大変貴重な経験となった」と活動を振り返りました。
また、経済学部で野崎竜太郎教授のアクティブ・プログラムを受講する学生は、手作りのボードを持って久留米市をPRし、自作のチラシを来場者に配布しました。また、「地場産くるめ」のSNSをフォローすると無料でガチャガチャが楽しめるキャンペーンの案内を行い、名産品の試食や名産品ブースへの誘導も担当しました。
今回リーダーを務めた経済学科2年の末岡ひばりさんは、「チラシには、日頃遊びに行く場所や花火大会の写真を載せて、学生目線で久留米市の魅力を伝えられるように作成した。ガチャガチャが人気で、またチラシも1,500枚以上配布でき、予想以上の人がブースに来てくれた。久留米市を知らない人にも、知っている人にも良いPR活動ができて嬉しい」と感想を述べました。
試合前に開催されたステージイベントには、アビスパ福岡オフィシャルチアリーダーズやゲストの芸能人に加え、法学部の学生による「絣藍ドル・あいくる」も参加し、トークやイベントを盛り上げました。あいくるは、法学部前田俊文教授が法学部の授業を通じて実施しているサービスラーニングから生まれた、伝統産業の振興を目的としたプログラムの一環です。ステージ後は経済学部の学生たちとともに久留米市のPR活動に参加し、久留米絣の衣装をまとってブース周辺を華やかに彩りました。
また、同日のベスト電器スタジアムでは、アビスパ福岡の社会連携(シャレン!)プロジェクト「FUKUOKA TAKE ACTION!」の取り組みとして「命つなぐアクション!救命救急AED講習presented by 東京海上日動火災保険株式会社/久留米大学病院」も実施されました。この講習会では、久留米大学病院の循環器や救急を専門とする医師や看護師が講師を務め、多くの方々が参加しました。