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学生サークルteam.csvが「eスポーツ」と「英語による科学」をテーマにイベントを企画・開催【商学部】
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学生サークルteam.csvが「eスポーツ」と「英語による科学」をテーマにイベントを企画・開催【商学部】

商学部の学生有志メンバーで構成されるボランティアサークル*team.csvの学生が、12月15日に御井キャンパスにてICTを活用した子ども向けの教育イベント「集まれ小学生!一日大学生体験講座2024」を開催しました。

このイベントは毎年12月にteam.csvの学生が企画開催しており、地域連携センターが後援となっています。大学の大教室で子どもたちが大学生になりきってコンピュータサイエンスや英語を学ぶという企画です。

*「team.csv」の名前の由来は「Computer Scienceを活用したVolunteerを行うTeam」で、商学部商学科の木下和也教授指導のもと、学生が主体となりICTを活用した地域の課題解決やICT教育イベントなどを全国的に行っています。

今回は午前の部にICTを駆使した機材と会場設営、進行、実況にこだわり、本物を目指した「eスポーツ大会」、午後はネイティブ講師による「英語deサイエンス」を企画しました。昨年までは午前の部にプログラミング講座が開催されていましたので、この点が大きく様変わりしています。

午前の部「eスポーツ大会」にて
午後の部「英語deサイエンス」にて

今回のイベントは以前、経済誌「ふくおか経済」にも関連記事として掲載されており、産業分野でも期待される内容です。team.csvの学生たちは、地域の子どもたちの要望に応え、また授業で学ぶマネジメントとICTの知識を実社会で活かしたいと考え、大規模なイベントであるeスポーツ大会を企画し準備してきました。

午前の部 eスポーツ大会

今回のイベントは以前、経済誌「ふくおか経済」にも関連記事として触れられており、産業分野でも期待される内容です。team.csvの学生たちは、地域の子どもたちの要望に応え、また授業で学ぶマネジメントとICTの知識を実社会で活かしたいと考え、大規模なイベントであるeスポーツ大会を企画し準備してきました。

イベントの様子
イベントの様子

またこのプロジェクトでは北九州イノベーションセンターから、開催に必要なノウハウや機材の多くを提供いただき、開催当日の運営にも協力いただきました。このプロジェクトは夏休み前に始まりましたが、その間、学生たちは北九州イノベーションセンターのスタッフのみなさんとの綿密な打ち合わせを通して、提案力やコミュニケーション力を身につけていきました。さらに開催当日には、秒単位での進捗管理が必要となりますが、様々な役割の学生が連携して1秒の誤差もなくイベントを成功裏に終わらせることができました。

イベントの様子

競技に参加した24名の子どもたちは複数のチームに分かれて対戦します。観戦席からは所属するチームのプレイヤーに声援や拍手が送られるなど、会場全体が盛り上がりました。

eスポーツ大会は様々な要素から構成されています。ゲームコンテンツの選定、スポーツ大会としての進行、会場を盛り上げるための実況、円滑な進行を実現するための機材操作、協力者および参加者である子どもや保護者とのコミュニケーションなど、様々な知識やスキルを活用してプロジェクトをマネジメントしなければなりません。このような運営の難しいイベントが成功裏に終わったのも、学生たちの熱意が本物であったこと、学生たちが商学部で学んだ知識やこれまでの活動で得た知見を活かしたことに他なりません。


イベントの様子

午後の部 英語deサイエンス

午後の部では英語教室「Kurume Kids English」との共催で英語によるサイエンス教育イベントを開催しました。

今回のテーマは橋の構造と強度を考える物理学の分野です。対象は小学生ですので、数式などを使うわけではなく、私たちが普段見る橋の形には単なるデザインの違いだけではなく、強度を高めるための意味があるということを、実験で理解するという内容です。それをすべて英語で学ぶのがこの講座の目的です。

イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子

昨年に引き続き、学生とLevi先生との英語による問題提起から始まりました。子どもたちはスクリーンを見ながら英語でのレクチャーを受け、ワークショップ形式での紙やアルミホイルなどを利用した工作と実験を楽しみました。

科学実験のイメージを醸し出すため、白衣をまとった学生たちが助手を務めます。また他の学生たちも子どもたちに寄り添って楽しく実験をサポートしていました。

最後に子どもたちは大学生らしくレポートを書いて講師役の学生に提出します。合格のスタンプを押してもらうと笑顔で喜んでいました。

イベントの様子
イベントの様子

久留米大学の魅力を発信

子どもたちには朝10時から昼食をはさんで16時まで、1日だけの大学生を体験してもらいました。その間、教室の設備を見たり大学生とふれあったりしたことで、久留米大学に入学したいと感想を伝えてくる子どもたちもいました。純粋な知的好奇心から大学で学びたいと話す子どもたちを前に、参加した学生にとっても大変有意義なプロジェクトとなりました。

今後もteam.csvの学生たちは商学部で学んだ知識を活用して、地域の子どもたちの知的好奇心を満足させられるイベントを企画していきます。

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