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久留米シティプラザと連携「新しい演劇鑑賞教室」への参加
📝学び

久留米シティプラザと連携「新しい演劇鑑賞教室」への参加

今年度、文学部国際文化学科で開講されている「異文化体験実習2」では、久留米シティプラザと連携し、学生たちが演劇から異文化を学ぶプログラムを実施しています。同実習は多様化、グローバル化する社会に適応、貢献する能力を学生に身につけてもらうのが目的です。従来は学生が自ら企画した海外研修などを評価し、単位認定を行ってきましたが、コロナ禍で海外渡航が制限され、研修が難しくなっています。そこで「身近にある異文化から学ぶ」をコンセプトに考案されたのが今回のプロジェクトです。学生たちは、久留米シティプラザが主催する若者向け「新しい演劇鑑賞教室」への参加をとおして演劇を鑑賞し、劇作家などと交流することで、自分の常識を超える世界があることを体験します。

7月3日に第2回目の講座が久留米シティプラザで開催され、同実習の受講生11名が参加しました。この日は、演劇作品「妖精の問題 デラックス」(作・演出 市原佐都子(Q))を実際に鑑賞し、鑑賞後に、ほかの参加者や脚本家、演出家と作品をとおして感じたことや考えたことについて対話を行うことでそれぞれの観劇体験を深めました。学生たちは、第1回の講座で作品の背景にあるジェンダーやセクシュアリティに関するレクチャーを受けています。

当日の様子1
当日の様子1
当日の様子2
当日の様子2

130分間の観劇を終え、作品の中で気になったこと、他の参加者と意見交換してみたいことについて整理していき、それぞれが興味のあるトピックスについてグルーブに別れてディスカッションをしました。

グループで話した内容を全体にシェアし、さらに考えを深めます。このセッションからは脚本家の市原佐都子さん、ドラマトゥルクの木村覚さん、音楽を担当した額田大志さんにもご参加いただき意見交換を行いました。

当日の様子3
当日の様子4

最後に脚本家の市原佐都子さんが参加者に向けて「作品の意味をわかってもらうことよりも、作品を通して問いを投げかけることができればと思っていた。作品を鑑賞した皆さんの心の中に何かが生まれてくれたのであればよかったと思う」とコメントし講座が閉会しました。

参加した学生からは「演劇を見るのは初めてだったのでとても新鮮で面白かった。同じ作品を見ても人によって全然違う感性を持っているということがわかった。異文化に出会ったときに、意味がわかりことよりも、自分がどういう風に思ったのか感じたのかをしっかり考えることが大切だと思った」というような感想が聞かれました。