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建陽大学とのオンライン交流会を実施
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建陽大学とのオンライン交流会を実施

12月23日に医学部看護学科の2~3年生が、韓国の建陽大学の看護学科生とオンラインで交流会を行いました。お互いの国や地域の文化に対する理解を深め、看護者としての視野を広げることを目的としています。

建陽大学とは平成21年の協定締結以降、お互いの看護学生を対象とした「短期研修」という形で交流を開始し、1年毎に派遣と受入を交互に行い、約1週間の研修を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年度の研修は中止となりました。しかし2021年度に本学から「オンライン交流の可能性を探りたい」と提案をし、建陽大学の賛同を得てオンラインによる交流会が実現しました。両大学においてオンライン交流会が大変好評であったことから、今年度も同様に開催の運びとなりました。

発表する学生
発表する学生
質疑応答の様子
質疑応答の様子

今回の交流会では原稿翻訳および通訳として、李 心悦さん(商学部3年)、原口 礼奈さん(法学部3年)、藤本 愛依さん(文学部3年)、金 美耶さん(看護学科卒業生)が参加し、発表資料の翻訳、発音指導だけでなく交流会の質疑応答をサポートしました。 

参加した看護学生からは「翻訳してもらうためにわかりやすい言葉で原稿を作るのが大変でした。特に建学の精神はどのように表現しようか悩みました」「久留米のラーメンや焼き鳥を紹介するために、実際に食べに行ったのも楽しかったです」「同じ看護学科でも資格に必要な条件や、卒業後のステップアップの方法が違うことがわかって興味深かった」などの感想が聞かれました。

通訳担当の学生ら
通訳担当の学生ら
最後に記念撮影
最後に記念撮影

対面での交流ができないなかでも、オンラインという方法で海の向こうの学生たちと集い、また普段交流のない文系学生とも協働するという新しい交流が拡がっています。