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学生たちが「久留米まちなか美術館」を演出
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学生たちが「久留米まちなか美術館」を演出

経済学部文化経済学科岩本洋一ゼミの学生たちが「まちの森へようこそ」というタイトルを掲げて、11月19日(土)と20日(日)の2日間、蛍川公園を賑やかに演出しました。

これは「久留米まちなか美術館」(主催:けやきとアートの散歩路/岩本洋一ゼミ)というイベントの一環として行われ、当該イベントは久留米市の中心市街地にある店舗や寺院等にアーティストの作品を展示し、市民にまちなかで身近にアートに触れる機会を提供することを目的に毎年開催されています。https://kurume-keyaki-art.com/

 今回学生たちは、「平和な暮らし」のカタチ、というテーマで考え、”つながり”、”サスティナブル”、”食と健康”、”文化芸術”といったいくつかの答えをもとに蛍川公園での展示やワークショップなどを企画しました。

まちなか美術館
まちなか美術館
まちなか美術館
まちなか美術館

使われなくなった傘を用いたアート作品の展示は、いつもの公園を異空間へと変身させ訪れた人の目を喜ばせました。廃材のパレットやシートベルトなどで作った遊具の展示は、子ども達がぐるぐると何周も走り回って大人気。そのほかには、ペットボトルで作った輪投げコーナーや、チラシや雑誌などで作った「紙ビーズ」を使ったアクセサリー作りのワークショップ、手話を交えた手作り絵本のお話し会など、学生たちがそれぞれに考えた企画が盛りだくさんでした。思いっきり遊んでくれる大学生のお兄さん、お姉さんに、子どもたちも楽しそうに長い時間を公園で過ごしました。

まちなか美術館
まちなか美術館

「久留米まちなか美術館」は今年で11回目の開催となり、会期中はギャラリーやカフェでもさまざまな展示が行われています。「まちの森へようこそin蛍川公園」は2日間の開催でしたが、真教寺やギャラリーアールグレイ、作品展示のあるカフェなどをまわるスタンプラリーもあり、多くの人が複数の会場を回りました。また学生たちはギャラリーアールグレイと真教寺の会場サポートも担いました。

岩本ゼミの学生からは「地域活性について考えて企画しました。一過性ではなく継続的に活性化していくにはどうしたらいいのか今も考えています」「仲間と協力して取り組めたことが楽しかった」「自分たちの興味に基づいてできることを企画したので、前向きな気持ちで終始できた」などの感想が聞かれました。