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社長と本音でディスカッション「社長DXゼミ」
📝学び

社長と本音でディスカッション「社長DXゼミ」

文学部情報社会学科の3年生向けゼミで、企業経営者3名をオンラインでつなぐ「社長DXゼミ」が実施されました。

この授業は、経営者、学生、教授の3者が参画し、多様な視点から本音でディスカッションできる場となっています。最初は事前アンケートで集められた学生から経営者への質問に対し経営者から学生へと回答していく形式で進行され、それぞれが聞きたい、伝えたい、「リアル」な声が活発に飛び交いました。

今回登壇いただいたのは、日伸産業株式会社 植木貴夫社長、社会福祉法人幸輪福祉会 牛島護厳理事長、株式会社カウテレビジョン 高橋康徳社長の3名です。全く異なる業種の経営者たちが、それぞれの経営理念や将来の経営ビジョン、またどのような人材を欲しているか、一番大切にしていることは何かなどを語っていただき、学生たちからは「成長のターニングポイントとなるようなできごとはありましたか?」「仕事ではどんな困難がありましたか?それをどのように乗りこえましたか?」などの質問が上がりました。経営者からも学生たちに「TVとYoutubeはどれくらいの比率で見ていますか?」「企業選択の際に最も重視していることは何ですか?」などの質問があり、学生たちは対話だけでなくライブアンケートやライブチャットも使って意見を伝えながら進められました。


「社長DXゼミ」参加の様子
「社長DXゼミ」参加の様子
各自のスマホやPCからオンラインミーティングに参加しました
各自のスマホやPCからオンラインミーティングに参加しました

今回の授業は、これから本格的な就職活動を始める3年生にとって、自分にとって魅力的な企業とは何かを考えたり、採用情報や企業HPからはわからないようなことについて知る良い機会となりました。ご協力いただいた3名の経営者たちからは「いろいろな体験をして、自分の視野を広げてください」「学生生活を悔いなく存分に謳歌してください」「自分の時代は就職超氷河期で、今はコロナ。いつの時代も困難な壁はあるけど、それが自分を強くすると考えて頑張ってください」と学生たちに熱いエールが送られました。

情報社会学科では、社会との接点を探究する態度を育成するディプロマ・ポリシーを掲げています。社会で活躍する人材を招いて直接話を聞く授業を通して、社会に出てからの将来像を意識しながら、日々の学びを深めていくために、社会学をベースとした学問と人と人をつなぐICT活用によるキャリア支援を行っています。