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学生サークルteam.csvが高校生にプロジェクトマネジメントを講義【商学部】
📝学び

学生サークルteam.csvが高校生にプロジェクトマネジメントを講義【商学部】

5月9日、6月13日の2回にわたり、福岡県立 福島高校総合ビジネス科の3年生5名が、本校に来校しました。これは、福島高校の課題研究授業の一環で、高校生たちが文化祭で八女地域を紹介するブースを運営するにあたり、team.csv木下和也教授が指導する学生ボランティアサークル)がどのようにイベントを成功させているのかを教わるためにやってきました。

team.csvに所属する学生たちは、各地でさまざまなイベントを年間10回以上企画・開催しています。このようなイベントをチームで企画し、イベント当日まで進捗管理する手法はプロジェクトマネジメントと呼ばれ、プロジェクトを成功させるために必要な知識です。福島高校の生徒たちは、team.csvが理論に基づいて実際にイベントの企画・運営を行っているという話に真剣に耳を傾けていました。


4年生の中村紀蝶さん
4年生の中村紀蝶さん
4年生の佐々木隆さん
4年生の佐々木隆さん
4年生の瀬戸理久人さん
4年生の瀬戸理久人さん
4年生の武田大樹さん
4年生の武田大樹さん

理論を講義するだけでなく、実際に自分たちが大学祭で出店したことを例に挙げて、事前準備からイベント当日まで人や時間、もの、お金を管理しながら、プロジェクトを遂行した経験を話すことで、難しい理論もイメージしやすく聴ける工夫がなされていました。

来店者の満足感を満たすこと、利益を上げること、利益を労働時間に合わせて公平に分配すること、人の流れや天気、事故などあらゆる事態を想定して準備することなど、さまざまなことに気を配って運営されており、それらすべて理論に基づいて行われていることがわかります。

授業の後には、学生と高校生たちが自由に話す時間が設けられ、「どんな出店を考えているの?」「〇〇と〇〇に見学と出店依頼に行ってきました」「出店の意義や目標をはじめに共有することが大切だよ」などと、互いに交流する姿がみられました。

team.csvの大学祭の様子(動画)を見る高校生たち
team.csvの大学祭の様子(動画)を見る高校生たち
高校生たちと話をするteam.csvの学生たち
高校生たちと話をするteam.csvの学生たち
課題研究ファイル
課題研究ファイル
出品候補のお店情報をタブレットで確認する様子
出品候補のお店情報をタブレットで確認する様子

商学部の授業での学びを実践で試していくという経験を重ねているteam.csvの学生たちは、まだ経験の少ない高校生たちの気持ちに寄り添って、学びが実践に繋がる楽しさを伝えていました。team.csvの名前の由来は、「コンピュータ(computer)」「サイエンス(science)」「ボランティア(volunteer)」で、コンピュータサイエンスを活用したボランティア活動を行っています。