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西日本新聞社との連携協定を生かした「まわしよみ新聞」を実践~情報収集、加工、分析、発信するキャリアデザイン授業がスタート(情報社会学科)
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西日本新聞社との連携協定を生かした「まわしよみ新聞」を実践~情報収集、加工、分析、発信するキャリアデザイン授業がスタート(情報社会学科)

本学は、西日本新聞社と包括連携協定を結んでいます。その協定を生かした取り組みの一つである「まわしよみ新聞」が9月26日、文学部情報社会学科の授業の一環で開催されました。この授業は「キャリアデザイン2」という文学部情報社会学科の江藤智佐子教授による就職活動前の3年生を対象にしたもので、9月からの半年間をとおして、ビジネスの基礎知識やさまざまな企業の方などからの講義で社会人としての心構えなどを学び、これからの進路選択をスムーズにすることを目的としています。

3年次から進路選択を必修授業で学ぶ機会を持つことで、情報社会学科では毎年高い就職率を実現しています(昨年度の女子就職率100%)。また、久留米大学では全学的な就職・キャリア支援も充実しています。

このまわしよみ新聞は「キャリアデザインのための情報収集方法」と題した、西日本新聞社の講師による新聞記事を切り抜いて壁新聞を作るワークショップ形式の授業で、履修している3年生45人が9つのグループに分かれ、新聞から気になった記事をピックアップしていきました。

講師の西日本新聞社 二島朋美氏
講師の西日本新聞社 二島朋美氏

講師の西日本新聞社二島朋美さんから、「記事を選ぶにあたって、どのような目線で選んだのか理由をきちんと説明でき、さらには別の話題に発展させていけることができるようになることは、今後の就職活動で面接を受ける際にも必要になる」とアドバイスされ、学生は選んだ記事をまとめるワークショップの過程で、グループのメンバーに記事の紹介と選んだ理由を説明しながら、それぞれの壁新聞を作り上げました。

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参加した学生からは、「新聞からここまで話題を膨らませることができるとは思わなかった」「今後の就職活動に生かしたい」といった声が聞かれました。「キャリアデザイン2」の授業では、このワークショップを皮切りに、将来どのような職業に就き、自分の人生をどう設計していくかまでしっかとり学んでいきます。