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【授業紹介】「子ども家庭支援サービスラーニング」
📝学び

【授業紹介】「子ども家庭支援サービスラーニング」

総合子ども学科では、実践的人材の育成のため、大学の中の学びだけでなく、学外での学びも大切にしています。「子ども家庭支援サービスラーニング」は学生が子どもに関わる現場に出向き、現場の抱える課題を知り、自分たちに何ができるか考えることを大切にした授業です。

今回は、「母子生活支援施設」グループ(小津クラス)の活動を紹介します。

母子生活支援施設とは

「母子生活支援施設」とは、DV被害や児童虐待、精神障害、知的障害など厳しい状況にある母子が入所して生活をする施設です。

施設内には各世帯に部屋があり、幼児から小学生、中学生、高校生まで幅広い年齢の子どもたちが生活しています。母と子で離ればなれになるのではなく、一緒に生活しながら危機を乗り越え、ふたたび社会に船出していくことを支援する施設です。

授業における体験と学び

今年の「母子生活支援施設」グループのメンバーは4名。はじめは、ボランティア活動を兼ね、夕方から子どもと一緒に遊んだり、宿題をみたりと、実際に子どもたちと過ごしながら支援の現場の実態やニーズを把握しました。

また、施設の指導員の先生、同施設を管轄する市の家庭子ども相談課にもヒアリングをさせていただき、母子生活支援施設やDV被害の実態など全国的な動向について詳しいお話をいただきました。

指導員の先生へのヒアリング
指導員の先生へのヒアリング
久留米市役所での勉強会
久留米市役所での勉強会

 これらの経験を踏まえて、私たちは、サービス活動として「新しい遊び(ストラックアウト、わなげ)」と「クッキング(お好み焼き、ミニピザ、クレープ)」を企画・実施しました。これは、子どもたちに新しい遊びを楽しんでほしい、いつもと違う時間を年齢を越えて共に楽しんでほしい、という思いから実施しました。

学生が制作したストラックアウト
学生が制作したストラックアウト
学生が制作したわなげ
学生が制作したわなげ
お好み焼き(トマトのせスペシャル)
お好み焼き(トマトのせスペシャル)
クレープはお母さんへカードを添えて
クレープはお母さんへカードを添えて

当日は、いろいろな遊びをたっぷりと楽しみ、お昼も共にして楽しい時間を過ごしました!