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特別授業でパーソナルカラー講座を実施しました
📝学び

特別授業でパーソナルカラー講座を実施しました

6月30日、御井キャンパスにて「色の与える印象形成」に関する特別授業が実施され、文学部情報社会学科の学生10名が参加しました。この授業は、色をデザイン的な側面からだけではなく、印象形成や文化的象徴、コミュニケーションなどの社会学的な側面からとらえ、理解を深めることを目的に企画されたものです。

当日は講師としてイメージ・カラーコンサルタントの立花奈緒美さんをお迎えし、色が持つパワーや、それぞれの色がどのような印象や役割を持っているかについてご紹介いただきました。

イメージ・カラーコンサルタントの立花奈緒美先生
イメージ・カラーコンサルタントの立花奈緒美先生
メモを取りながら講義に参加する学生たち
メモを取りながら講義に参加する学生たち

話題は、近年ファッションやメイクのシーンで活用されているパーソナルカラー理論に関する内容へ。クラスメイトとの肌の色、瞳の色の違いを感じながら、自分のパーソナルカラーについて考えてみます。

クラスメイトと手の色を比べてみよう
クラスメイトと手の色を比べてみよう
瞳の色もよく見るとちがっていますね
瞳の色もよく見るとちがっていますね

授業の最後には、1人ずつさまざまな色の布を顔周りにあててパーソナルカラーを診断を行いました。

あてる布の色によって表情の見え方もずいぶん変わります
あてる布の色によって表情の見え方もずいぶん変わります
顔色の変化から色が印象に与える影響を体感します
顔色の変化から色が印象に与える影響を体感します

授業に参加した文学部情報学科3年の柳井美佑(やないみゆう)さんは「いつも洋服選びに時間がかかるので自分に似合う色がわかって嬉しい。卒業研究は「色とジェンダー」をテーマに研究をしたいと思っている。カラー診断を受けて、好きな色と似合う色が同じ色の人もいれば違う人もいた。卒業研究を通じて、似合うという要素以外に、どんなことが好きな色選びに影響しているのか、そこに性差や社会的背景があるのかなどを知りたい」とコメントしました。

授業のコーディネートを担当した江藤智佐子教授(文学部情報社会学科)は「表情は人とのコミュニケーションや情報伝達に重要なツール。パーソナルカラーを知り、自分に似合う色やトーンをファッションに取り入れることで、表情を引き立て、より魅力的印象を与えることができるようになる。日常だけではなく就職活動などのシーンでも生かしてほしい」とコメントしました。