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福岡市学校教員説明会を開催
📝学び

福岡市学校教員説明会を開催

福岡市の教育委員会では、九州地方や山口県にある大学や短大で、学校現場の経験者が「教員の仕事の魅力」を伝える取り組みを行っています。本学の教職課程には現在約600名の学生が在籍しており、教職は卒業後の進路として大変人気です。

このような背景から、10月25日に御井キャンパスで教育実習前の3年生を対象に現役教員を講師とした授業を実施。福岡市の採用試験に関する説明や現役教員による体験談発表などがなされ、約50名の学生が参加しました。

講師を務めた川鍋佑太さん(福岡市立照葉中学校教諭)
講師を務めた川鍋佑太さん(福岡市立照葉中学校教諭)
実践も交えながらの学習
メモを取りながら話を聞く学生たち
メモを取りながら話を聞く学生たち
先輩として学生たちにエールを送る川鍋さん
先輩として学生たちにエールを送る川鍋さん

現役教員による体験談発表を担当した川鍋佑太さんは、2019年に久留米大学文学部情報社会学科を卒業し、現在は福岡市立照葉中学校で社会科の教諭として活躍しています。野球部の監督になるのが夢で教員を目指したという川鍋さんは、これまでに担当してきた仕事内容の説明だけではなく初めて教壇に立ったときの気持ちや、苦労したこと、印象に残っている生徒とのエピソードなども紹介し「教員は、ふとした瞬間にもやりがいを感じられる魅力的な仕事。同じ志を持つ仲間を見つけて採用試験に向けて切磋琢磨してほしい」とエールを送りました。

質疑応答の時間には、事前に学生たちから寄せられた「採用試験に向けての勉強方法」「配属されたらまずすべきことは何か」「生徒や保護者の方とコミュニケーションを取る上で意識していることはあるか?」などの質問について、現場での経験を踏まえて丁寧にお答えいただきました。