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柳瀬おくんち獅子舞について学ぶ、藤谷ゼミでフィールドワークを実施
📝学び

柳瀬おくんち獅子舞について学ぶ、藤谷ゼミでフィールドワークを実施

12月10日、久留米市田主丸町の柳瀬公民館にて、経済学部文化経済学科・藤谷ゼミの学生たちが、久留米市の市指定無形民俗文化財である「柳瀬おくんち獅子舞」について学ぶフィールドワークを実施しました。この獅子舞は、柳瀬玉垂命神社の神事であり、筑後川遺産「田主丸・祭りの賑わう里」にも登録されています。

会場となった柳瀬公民館
会場となった柳瀬公民館
柳瀬おくんち獅子舞保存会の永松利一会長
柳瀬おくんち獅子舞保存会の永松利一会長

当日は、保存会の方々から獅子舞の歴史や見どころについての説明を受け、実際に獅子頭や鬼面を手に取り観察。さらに、学生たちはそれらをかぶる体験なども行い、地域の伝統文化を身近に感じる機会となりました。

永松会長と柳瀬副会長に舞のお手本を見せていただきました
永松会長と柳瀬副会長に舞のお手本を見せていただきました
実際に使用されている獅子頭や鬼面
実際に使用されている獅子頭や鬼面
獅子頭を持ち上げてみる
獅子頭を持ち上げてみる
カチッと音を鳴らす
カチッと音を鳴らす
蓑にも伝統技術が詰まっています
蓑にも伝統技術が詰まっています
鬼面をつけて記念撮影
鬼面をつけて記念撮影
手に取って素材感を確かめます
手に取って素材感を確かめます
怖い鬼になれました
怖い鬼になれました

参加した学生たちは「初めて持ち上げた獅子頭は、想像以上に重く驚きました。今日学んだことを友人や家族に伝えることで、伝統を語り継ぐ手助けができそうです。」「人手不足などの課題があることを知り、祭りの手伝いをしてみたいと思いました。」などの感想を話してくれました。

集合写真

このフィールドワークは、学生たちが地域の文化遺産を学ぶだけでなく、次世代がどのように伝統を支え、つないでいけるかを考える貴重な機会となったようでした。