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日中貿易について学ぶ小原ゼミが千鳥饅頭総本舗の田中氏にオンラインインタビュー
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日中貿易について学ぶ小原ゼミが千鳥饅頭総本舗の田中氏にオンラインインタビュー

12月20日、経済学部の小原ゼミでは、福岡県を代表する銘菓メーカー「千鳥饅頭総本舗」の企画室室長、田中一希氏にオンラインでインタビューを実施しました。テーマは海外戦略、とりわけ中国市場への輸出戦略です。

千鳥饅頭総本舗は、主力商品「チロリアン」をアジア諸国やアメリカに輸出してきました。現在は市況をふまえて中国への輸出は停止中ですが、再開を予定しています。チロリアンは、サクッとした食感のロールクッキーに、なめらかなクリームを詰めたお菓子で、バニラやコーヒー、ストロベリーなど多彩なフレーバーが親しまれています。

インタビューでは、学生たちから「中国市場参入のきっかけは何ですか?」「どのようにして中国で販売していますか?」「「チャイナリスク」についてどうお考えですか?」「現地の好みに合わせた商品の開発はされていますか?」といった質問が寄せられました。

また、SNSやインフルエンサーを活用したプロモーション、海外工場での生産計画など、具体的な取り組みに関する質問も飛び交い、田中氏からは実践的かつ丁寧な回答をいただきました。

今回のインタビューを通じて、ゼミ生たちは日本企業の海外戦略や日中貿易の現状について、より深く理解することができました。最後には、「こんなチロリアンがあったらいいな!」というテーマで意見交換が行われ、学生たちは「カスタード味のチロリアン」や「野菜を使った健康志向の商品」を提案。田中氏も笑顔で耳を傾け、インタビューは和やかな雰囲気の中で終了しました。

お忙しい中、貴重なお話をいただいた田中一希様に、心より感謝申し上げます。