📮KURUME LETTER
医学部医学科で「ベストクリニカルティーチャー・診療科」の表彰式を行いました
12月26日に、医学部医学科の「ベストクリニカルティーチャー・診療科」の表彰式が旭町キャンパス教育1号館で行われました。
医学部医学科では4年次後期からクリニカル・クラークシップを導入し、数週間ごとに大学病院の診療科をローテートしながら医師としての知識・技能・態度・習慣を身に付けるプログラムを実施しています。
ベストクリニカルティーチャー・診療科は、クリニカル・クラークシップの学生アンケート結果を基に、教育実践において優れた成果を上げた診療科および教員を表彰するもので、昨年度から始まりました。第2回となる今回、ベストティーチャーに外科学講座(心臓・血管外科部門)の田山栄基主任教授、ベスト診療科に腎臓内科が選ばれました。
授賞式では、石竹達也医学部長から受賞者に向け謝辞とともに「こうして他の診療科に模範を示していただいている。先生方の教育活動をぜひ広めてもらい、診療参加型臨床実習の教育レベルを向上させてほしい」という言葉が伝えられ、賞状が手渡されました。
ベストクリニカルティーチャー賞
外科学講座(心臓・血管外科部門) 田山 栄基 主任教授
「対応が可能な限り学生に向き合ってきたことが学生に評価され、嬉しく思います。講座では、学生同士で教え合うスタイルを心がけてきました。専門の循環器外科では理屈をいくつか教え導くことで、最後には学生が「腑に落ちる」感覚を得るように工夫し、「勉強がわかるようになると面白い」と感じてもらえることを大切に教育しています」
ベストクリニカル診療科賞
内科学講座(腎臓内科):代表者 深水 圭 主任教授
「まずは学生の教育に時間を割いてくれた教室員に感謝します。講座では色々と工夫を凝らして教育を行っています。例えばwebを利用し島根大学、福岡大学、久留米大学の学生間で「The New England Journal of Medicine」のケースレポートをパートごとに発表しディスカッションを行い、学生間の交流を深めることで、より広い視野に立ち医学を学ぶ試みを行っています。この受賞を早速講座に報告し、来年もベスト診療科を取れるよう一丸となって頑張りたいと思います」
その他、学生から評価の高かった教員・診療科
【教員部門】
・内科学講座(腎臓内科部門) 松本有里子臨床研究員
・高度救命救急センター 高須修教授
・内科学講座(血液・腫瘍内科部門) 山崎嘉孝助教
・内科学講座(血液・腫瘍内科部門) 長藤宏司主任教授
・内科学講座(腎臓内科部門) 深水圭主任教授
・感染制御学講座 渡邊浩主任教授
【診療科部門】
・産婦人科学講座
・高度救命救急センター
・神経精神医学講座