【医学部】明善高等学校が「医学の学び」と「医療の現場」を体験　

12月5日（金）、福岡県立明善高等学校の理数科1年生40名が、久留米大学医学部を訪問し、施設見学と体験プログラムに参加しました。生徒の皆さんは、最先端の医学教育と医療現場を肌で感じ、自身の将来の進路、特に医療分野への関心を具体化する貴重な機会になりました。

はじめに、山本健医学部長からの歓迎の言葉は、医学の内容を踏まえた話もあり、学びへの意欲を向上させました。

続いて、明善高校出身の先輩でもある医学科６年生竹田津麗美さんと臨床研修医杉村洸先生からのメッセージは、自身の高校時代の受験勉強をどのようにしてきたかの体験を楽しかった思い出と共に振り返り、受験に向けての熱いメッセージを後輩たちに贈りました。生徒の皆さんにとって最も身近な刺激となりました。

その後、2024年に新設された「医療検査学科」の説明があり、学科の説明や臨床検査技師、診療情報管理士をはじめとする、医学・医療が医師だけでなく多岐にわたる専門職によって支えられていることが伝えられました。
担当の有永照子教授も明善高校出身ということから、久留米大学医学部には、明善高校出身者も多数在籍しており、現場の医師をはじめ、医療業界を支えていることを実感しました。

柏木孝仁教授による模擬講義では、専門的かつ興味深いテーマが扱われました。高校と大学の教育の違い、そして大学で実際に行っているような授業を体験し、生徒の皆さんは熱心にメモを取り、高校では体験ができない医学の講義を受けました。また、このような授業が医学の最前線にどのように繋がっていくのかを体感しました。