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商学部近江ゼミ「物流×産学連携プロジェクト」最終報告会を開催
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商学部近江ゼミ「物流×産学連携プロジェクト」最終報告会を開催

商学部の近江ゼミ(担当:近江貴治教授)では、物流業界が抱える人手不足や労働環境といった課題をテーマに、コクヨサプライロジスティクス株式会社(以下、KSL)および久留米運送株式会社と連携し、「物流×産学連携プロジェクト2025 九州」に取り組んできました。本プロジェクトの集大成として、2026年1月27日(火)、御井キャンパスにて最終報告会を開催しました。

本取り組みは、KSLが展開している産学連携プロジェクトの一環として、九州エリアにおいて初めて実施されたものです。九州エリアでは、2025年9月16日のキックオフを皮切りに、12月2日には中間報告を実施し、学生たちは約4か月間にわたり、段階的に学びを深め、最終報告会に臨みました。

キックオフミーティングの様子
キックオフミーティングの様子
物流拠点の現場視察
物流拠点の現場視察

最終報告会当日は、KSLの若林智樹代表取締役社長、久留米運送株式会社の池田龍也代表取締役社長をはじめ、両社の関係者が参加。本プロジェクトに参加した学生5名が、それぞれ一つのテーマを担当し、KSLが運営する物流センターや久留米運送の物流拠点の見学、現場担当者へのヒアリングを通じて自身の視点で考察した内容を発表しました。学生たちは、「物流業界で働くことの魅力」「災害時に安心を届ける物流の役割」「働く人のモチベーション向上」「就職人気や業界イメージの改善」「物流が社会や未来を支える基盤であること」など、学生ならではの率直な視点で提案を行いました。

「今後大学生が物流業界で働くなら」について発表
「今後大学生が物流業界で働くなら」について発表
「災害に備え、安心を届ける!」について発表
「災害に備え、安心を届ける!」について発表
物流業界の就職人気とイメージを高める提案
物流業界の就職人気とイメージを高める提案
「明るい未来は物流から」について発表
「明るい未来は物流から」について発表

聴講した両社関係者からは、実務視点からの質問やコメントをいただき、温かくも鋭い意見は、学生にとって自らの考えを社会実装の視点で見つめ直す貴重な機会となりました。

和やかな雰囲気の中進められました
企業から現実的な意見やアドバイスがありました
企業から現実的な意見やアドバイスがありました

総評では、KSLの若林社長から、「一人ひとりが自分のテーマについて考え、自分の言葉で伝えていた点が印象的だったこと、今後は“人”に焦点を当て、調査対象となった人の声や背景をより物語として伝えることで、提案の説得力がさらに高まる」といったコメントがありました。また、企業と大学、学生の感性を掛け合わせることの重要性や、SNSなどを通じた発信における学生の視点への期待も込められました。久留米運送の池田社長からは、「学生の率直な意見は、物流業界が抱える人手不足やイメージの課題を見つめ直す貴重なヒントになったこと、今後もこうした対話を通じて学び合っていきたい」といったメッセージが寄せられました。

コクヨサプライロジスティクス(株)の若林社長
コクヨサプライロジスティクス(株)の若林社長
久留米運送(株)の池田社長
久留米運送(株)の池田社長

発表をした学生からは「授業の一環として取り組んだ活動だったが、物流の仕事が社会を安定的に支え、現代において欠かせない存在であることを改めて実感した。また、このプロジェクトを通じて企業研究の進め方を学ぶことができ、今後の就職活動にも生かしていきたい」という感想が聞かれました。本プロジェクトを通じて、学生たちは物流業界を身近な社会インフラとして捉え直すとともに、自ら考え、調べ、伝える力を実践的に磨くことができました。本学では、今後も産学連携の取り組みを通じて、社会とつながる学びを推進していきます。