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卒業論文が国際英文論文誌に掲載
🔬研究

卒業論文が国際英文論文誌に掲載

文学部情報社会学科 新郷 皓大(シンゴウ コウダイ)さん(2021年度卒業)が日本創造学会研究発表会で発表した卒業論文「仮想の同室感が作業効率に与える影響」が今年4月発行の国際英文論文誌「Journal of Intelligent Informatics and Smart Technology」に掲載されました。

ゼミ仲間と(後列中央が新郷さん)
ゼミ仲間と(後列中央が新郷さん)

新郷さんのコメント:

「思い返すと、まず卒業論文を学会発表する機会が持てた事がとても嬉しかったです。発表時に九州大学の学生もいて、とても緊張したことを今でもよく覚えています(笑)。テーマが先行例の少ないユニークなものだったことや、結果が意外だったことなどが論文誌掲載につながったのかもしれません。テーマは1年生の頃から今までずっと続けている『アイデアマラソン』という思考トレーニングの中でひらめきました。指導教員だった川路先生に教えていただいたもので、思いついたことをノートに書いていくのですが、今では延べ1500ものアイデアがたまっています。くだらないものも結構あります。国際的な論文誌に掲載されたことについては、ただただ驚きました。英語は先生に頼ってしまいましたが、評価されて素直に嬉しいですし、何よりもお世話なった先生方に良い報告ができてよかったです。入学当初は学校に馴染むのに苦労した時期もありましたが、1年生のうちから国家資格の取得にチャレンジしたり、小さなことをコツコツとやったことが、今振り返ってみるとこういう結果につながったのかなと思っています。放送制作実習などユニークな講義が多く、楽しんでやっているうちに気の合う仲間もできた良い大学生活だったと思っています」

卒業論文

「仮想の同室感が作業効率に与える影響」

Analyzing the Effect of Sense of Being in the Same Room through Video Chat Systems on Work Efficiency 

(指導教員:文学部情報社会学科 川路崇博 准教授)