📮KURUME LETTER
「ヒトの頭蓋骨と脳を作ろう」サイエンスモール in くるめ2024
12月14日、福岡県立青少年科学館で「サイエンスモール in くるめ2024」が開催されました。
これは本学が加盟している高等教育コンソーシアム久留米が、小中学生を対象に、実験や工作などの体験を通じて、子どもたちに科学の楽しさを知ってもらおうというイベントです。2016年に初開催されて以来、地域の方に愛されるイベントとなっています。
企画はコンソーシアムに加盟する久留米市内の4高等教育機関(久留米大学、久留米工業大学、聖マリア学院大学、久留米工業高等専門学校)に在籍する学生が連携して実施。各教育機関は、会場内にそれぞれの得意分野を生かしたブースを設置し、参加する子どもたちに学びの魅力を伝えました。
今回、本学からは医学部看護学科の嵯峨 堅教授と医学研究科の能間国光さん、看護学科の学生7名が参加。「ヒトの頭蓋骨と脳を作ろう」と題し、頭蓋骨の実物大模型を観察しながら、ミニ頭蓋骨ペーパークラフトを組み立てて、色を付けるワークショップを開催しました。
この「ミニ頭蓋骨ペーパークラフト」は嵯峨教授が、福岡県久留米市を拠点に抜型の製造やパッケージデザイン及び什器や看板などのカッティングサービスを行っている㈱モリサキさんの協力を得て制作した教育教材です。
参加した子どもたちからは「組み立てたり、好きな色に塗るのがとても楽しかった」「お兄さんが優しく教えてくれてうれしかった」「大人と赤ちゃんの頭蓋骨が違っているのがわかった」などの感想が聞かれました。
見守った保護者からは「工作をしながら、頭蓋骨や脳について学べるので、子どもも興味を持ってくれ、見ている自分も勉強になりました」「学生さんがとても上手に教えてくれ、子どもの関心が高まっていくのが見えてうれしかったです」「いろいろなブースがあって面白かった。子どもと楽しみながら学べてよかった」などの感想が聞かれました。
高等教育コンソーシアム久留米とは
高等教育コンソーシアム久留米は、久留米地域の4つの高等教育機関が連携し、久留米地域の総合大学としての機能を果たす“総合的な知の拠点”づくりを進め、それぞれの教育・学術研究の水準を高めながら共有する「知」を地域社会に還元し、地域を担う人材育成を図るとともに地域の活性化に貢献することを目的として活動しています。