📮KURUME LETTER
🔬研究
久留米高専と「医文工」連携の交流会を開催
9月26日、旭町キャンパスにおいて、本学と久留米工業高等専門学校(久留米高専)の「医文工連携」交流会が開催されました。
昭和14年(1939年)に久留米高等工業学校として設立された久留米高専は、全国の高専に先駆けて開設された歴史を持ち、筑後川を挟み本学の対岸に位置しています。昭和3年(1928年)に九州医学専門学校として設立された本学とは、株式会社ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏ご兄弟による土地建物の寄贈という同じルーツを待ち、「高等教育コンソーシアム久留米」などにより共に久留米市の高等教育を支える機関でもあります。
今回の交流会には、医学部と文系学部を持つ本学と工学の久留米高専、それぞれ異なる分野の研究者67名が集まり、研究成果や技術についての講演や意見交換が行われ、両校の連携をさらに深める有意義な機会となりました。
講演後のオープンディスカッション、さらにはその後の懇親会での活発な情報交換を通して、お互いの技術やニーズが共有されたことで、新たなシーズ発掘などによるシナジー効果が期待されます。
今後もお互いの有する研究力、医療の力を生かし、地域さらには世界に貢献できるよう切磋琢磨してまいります。