📮KURUME LETTER

【教員コラム】諫山裕美子(人間健康部 総合子ども学科)
🧑‍🏫教職員

【教員コラム】諫山裕美子(人間健康部 総合子ども学科)

総合子ども学科の諫山裕美子(いさやまゆみこ)です。

私は、2019年4月に久留米大学に赴任しました。主に実習関係に携わっており、「教育実習事前事後指導(幼稚園)」などを担当しています。研究を始めるまでは、小学校、幼稚園、そして少し保育所でも勤務させていただきました。4年前まで出会ってきた子どもたちのことや過ごした日々は、今でもすぐに思い出せるくらい、大切な宝物です。日本において、小学校以上の教育では学習する内容・到達目標が明確に決められており、教科書があることで、ある程度の枠組みの中で教師は教授する内容を工夫しながら子どもたちに教えています。

乳幼児教育はどうでしょうか。そこは教科書がない世界です。国が示している要領・指針においても保育・教育のねらいと内容は示されているものの、それはあくまで「方向目標」であり、「到達目標」ではありません。幼稚園や保育所、認定こども園の中で子どもたちは、主体的に遊ぶことを通して、様々なことを経験します。それが子どもの育ち、力となってきます。

ではそこにおける保育者の役割は何か、それは一方的に大人から子どもへ何かを教えるのではなく、子どもが自ら気付くことができるように環境を整え、傍に寄り添い、見守り、そっと後押しする援助者となることです。簡単なようでとても難しい、そして奥が深いのが保育です。子どもが主体的に遊ぶ中で保育者がどのように援助すべきか、をテーマに私は研究していますが、学生の皆さんとも、そのようなことを一緒に考えていきたいなと願っています。

子どもが真ん中にいる保育の世界は、正解がないけれど、無限に広がる楽しい世界です。是非一緒に学んでいきましょう。