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宮本琢也准教授が RIBER Best Paper Prize を受賞
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宮本琢也准教授が RIBER Best Paper Prize を受賞

本学商学部の宮本琢也准教授の論文が、Review of Integrative Business and Economics Research誌に掲載され、また、同誌が選ぶ、最優秀論文に認定されました。論文のタイトルは、「Using the Sailing Ship Effect in Technology Migration: The Case of Sanyo's Strategy in Rechargeable Batteries」です。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のUtterbackなどが注目してきたLotka-Volterraの方程式のうち、競争方程式と呼ばれる式などを応用し、旧技術による新技術の普及抑制効果を証明しました。これにより、技術転換期において、旧技術をもつ企業が旧技術によって時間稼ぎをしながら機会の窓(window of opportunity)をコントロールし、最適なタイミングで新技術への切替を行える可能性があることを実証しました。