📮KURUME LETTER

久留米市の小学校へ日本語教育学課程の学生を派遣
📝学び

久留米市の小学校へ日本語教育学課程の学生を派遣

本学の日本語教育学課程では、その最終段階として日本語教育実習を履修している学生を久留米市教育委員会(教育部・学校教育課)主催の「外国人等児童生徒サポート事業」に派遣しています。

ここ数年、コロナ禍で延期されていましたが、今年度後期より派遣できるようになり、現在、久留米市立長門石小学校へ1名と久留米市立南小学校へ3名が外国人児童の日本語支援に当たっています。

南小学校でのサポートの様子
南小学校でのサポートの様子

また、他の履修生8名も体験学習として久留米市内の公立小学校5校を訪問して、外国人児童の実態や日本語指導の現状を知り、第二言語としての日本語の教育や学習の在り方について考える良い機会となりました。

外国人留学生が多く在籍している本学もそうですが、市内の公立小中学校も確実に多文化社会の時代を迎えています。その小さな異文化社会に触れることで、日本語教育学課程を中心とした本学での学びを現実社会での活動と結び付け、大学内での学びをより確かなものにすることができます。

本学が取り組んでいるSDGsの17項目のうち、特に「質の高い教育をみんなに」「人や国の不平等をなくそう」という目標へ向けて、外国人支援の現場で活躍できる人材を輩出する上でも、継続的に久留米市と連携し、充実した日本語教育を進めてまいります。

Category