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「社会とキャリア」で学生が久留米市の課題解決策を提案
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「社会とキャリア」で学生が久留米市の課題解決策を提案

12月20日、文系学部の学生を対象とした「社会とキャリア」の講義がありました。本講義は、社会の問題・課題を理解し、グループ活動を通じて問題の解決策を検討し提案する講義です。

今年度は「田主丸地域の活性化」について取り組みました。学生たちは11月に行われた事前講演で、田主丸町の魅力や課題と取り組み、考えて欲しいテーマについて説明を受けました。そのテーマは「植木苗木の振興」「起業」「観光振興の推進」の3つ。それぞれのグループで活性化に向けた解決策を検討し、約1ヶ月間のグループワークを経てプレゼンに臨みました。

プレゼン
質疑応答

「観光振興の推進」では3つのグループが、ガイド付き観光バスとグランピングを合わせたプラン、田主丸ワーケーションモニターツアー、パック式観光プラン(アクティビティ編・進出企業との連携編)を提案しました。

提案を聞いた久留米市田主丸総合支所産業振興課商工観光チームの米倉侑さんは「田主丸町の現状や課題をしっかり分析してもらっていた。味覚、視覚などいろいろな視点での提案が良かった」と感想を述べられました。また同じく産業振興課の黒田魁士さんは「観光だけではなく、高齢化にも着眼されていたのがよかった。想定外の提案があり、大変参考になった」と述べられました。産業振興課課長の轟保則さんは総評で「いい提案をたくさんいただいたので、学生さんの思いを実現できればと思う。人に何かを伝えることはプレゼンと同じ。そういう意味では日々プレゼン。今回の経験を活かして素晴らしい社会人になってもらいたい。そして学生の特権は時間があることだと思うので、ぜひ能動的な選択をして有意義な時間を過ごしてほしい」と学生たちにエールを贈られました。

質疑応答
質疑応答

また観光のプレゼンでは、OBである(株)エイチ・アイ・エス 九州事業部 地域創生チーム 福岡オフィス セールスマネージャー 大橋卓弘さんと九州法人営業グループ 第二営業所 濱崎智樹さんにも参加いただき、プロの立場から意見を述べていただきました。

ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

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