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医学生が日本外科学会定期学術集会で優秀演題賞を受賞
🔬研究

医学生が日本外科学会定期学術集会で優秀演題賞を受賞

令和4年4月16日に開催された第122回日本外科学会定期学術集会学生セッションの枠で、本学学生3グループ(4・5・6年)が、医学生優秀演題賞を受賞しました。

発表内容はいずれも、医学科3年次の医学教育カリキュラム「RMCP」での研究テーマです。RMCPは、医学生が早期から医学研究を経験し、研究への意欲向上、医学生としての誇りを持つことにより、グローバルかつ探究心を備えた医師に成長することを目的とした実習です。外科学会における学生セッションは初めての試みであり、他大学からの参加も多くありましたが、本学学生8名が見事受賞となりました。


4年代表:奥村典史さんグループ
4年代表:奥村典史さんグループ

医学生のうちに研究マインドを身に付けるRMCPでの取り組みが、学会発表の機会や受賞という成果を得たことで、学生にとって更なるモチベーションの向上と、将来医師となった際に活かせる大変貴重な経験となりました。

 (指導担当 外科学:赤木由人教授、主藤朝也准教授, 先端イメージング研究センター:太田啓介教授)

*RMCPとは(Research Mind Cultivation Program)

早期から医学研究を経験し、研究への意欲向上、医学生としての誇りを持つことにより、グローバルかつ探求心を向上させることを目的とし基礎分野と臨床分野の45の研究室に分かれ、研究を通して医学の基礎的な知識を学びます。基礎分野の研究室では、実験や解剖など通常の授業では体験できない難しい手技を学びます。臨床分野では、病院で働く先生の仕事ぶりを間近に見ながら実際の臨床現場を体験します。国内の他大学・研究機関や海外の大学で研究できる機会もあります。プログラムの成果は、担当の先生の指導を受けながらポスターにまとめます。